「お金があっても、心が満たされない」そんなあなたに届けたい
どれだけ貯金があっても、
心がすり減っていくのはなぜだろう。
“未来のため”ばかりにお金を使って、
“今の自分”を後回しにしていないだろうか?
『DIE WITH ZERO』は、
そんな私たちに「お金の本当の価値」を教えてくれる本です。
読むだけで、生き方が少し軽く、自由になります。
お金の不安に、静かに疲れていませんか?
「貯金が足りない」「将来が不安」「老後が心配」
こんな言葉に、つい反応してしまう人は多いと思います。
私たちは社会人になった瞬間から、
“お金を増やすこと”や“将来の備え”を教えられます。
でもその一方で、「いつお金を使うのが正解なのか」は誰も教えてくれません。
気づけば、
「お金はあるけど、時間がない」
「時間ができた頃には、体力がなくなってる」
そんな状況に立たされて、
“本当にやりたいこと”を見失ってしまっている人がたくさんいます。
私自身、看護師として働きながら、
「時間とお金、どう使えばいいんだろう」と悩むことが何度もありました。
そんなときに出会ったのが、
この『DIE WITH ZERO』という1冊です。
なぜお金の不安は尽きないのか?
私たちが不安になるのは、お金が足りないからではありません。
「正しく使えていないかもしれない」という、漠然とした不安があるからです。
たとえばこんなふうに思ったことはありませんか?
「この旅行、本当に行ってもいいのかな…」
「習い事を始めたいけど、贅沢かも」
「老後のために、今は我慢すべきだよね」
こうした“我慢の積み重ね”は、
未来の安心よりも、今の自分をすり減らす原因になることがあります。
そしてそのうち、
「お金を使うタイミング」がわからなくなってしまう。
そうやって、
「貯めること=生きがい」になってしまう人も多いのです。
本の紹介 『DIE WITH ZERO』とは?
著者のビル・パーキンスは、
「死ぬときにお金が残っているのは、人生の最大の失敗」と語ります。
つまりこの本の核心は、
お金を貯めることよりも、人生を楽しむ“経験”に変えることの重要性です。
この本で印象的だった考え方を、3つご紹介します👇
① 人生には“体験の適齢期”がある
若い時にしかできない経験、
元気だからこそ挑戦できることがあります。
それを「老後のために」と後回しにするのは、もったいない。
② お金は“思い出”に変えてこそ価値がある
残高よりも、「どんな人生だったか」が大切。
旅行、挑戦、学び、出会い、経験こそが、人生の財産です。
③ 子どもには「生きてるうちに」与える
“遺産”ではなく、“支援”として生きているうちにお金を渡す。
それが家族の幸せにもつながります。
この本は「ムダにお金を使おう」とは言いません。
「最も意味のある使い方をしよう」と教えてくれます。
どんな人におすすめ?
✅将来への不安から、お金を使うのが怖い人
✅貯金しているのに、心が満たされない人
✅「本当にやりたいこと」が見つからない人
✅仕事ばかりで、人生を楽しむ余裕がないと感じている人
✅“今”よりも“いつか”のために、我慢を続けている人
あなたが「人生をもっと豊かに生きたい」と願うなら、
この本はきっと、心の奥に届くはずです。
看護師のひとこと|「いつか」より「いま」が大切だと気づかせてくれた本
医療の現場で、私は何度も「人の最期」に立ち会ってきました。
そしていつも思うのは、「時間は、永遠じゃない」ということ。
「あと1回、旅行に行っておけばよかった…」
「家族にありがとうって伝えておけばよかった…」
「もっと自由に生きればよかった…」
人生の最後に語られる後悔の多くは、“やらなかったこと”です。
『DIE WITH ZERO』を読んで、私自身も、
「今の自分に、もっと優しくしてあげよう」と思えるようになりました。
まとめ|お金の使い方は、生き方を映す
お金を貯めることは、悪いことではありません。
でも、それが「目的」になってしまっては、
“生きる意味”がすり替わってしまいます。
人生のゴールは、「お金を残す」ことではなく、
「自分らしく、納得できる時間を過ごすこと」。
『DIE WITH ZERO』は、
そんな大切なことをやさしく教えてくれる本です。
最後まで読んでいただきありがとうございます🕊
少しでもお役に立てたら嬉しいです(^^)
📘 書籍情報
タイトル:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
著者:ビル・パーキンス
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